
第21回国際鉱物学連合(IMA)総会は、9月1日~5日にかけて南アフリカのヨハネスブルグで開催されました。 宝石素材についてのセッションでは口頭発表およびポスター発表がいくつか行われました。
G. Agnosi(イタリアのバリ大学) コロンビアのトラピチェエメラルドにおけるX線回折トポグラフィ研究の予備調査結果について発表し、アーム部分と六角形のコアの間に一貫した結晶性があることを示しました。 Agnosiは六角形のコア形成が最初に起こり、その後に6つのアーム部分が形成されるという、トラピチェ形成のモデルを提示しました。 Ulrika D’Haenens-Johansson (GIAニューヨーク)合成ダイヤモンド生産の状況について概説しました。 さらに視覚観察、構造に絡む紫外線蛍光反応、および特殊な分光学的特徴に基づく識別の意義について検証を行いました。 そして合成ダイヤモンドが主要な宝石ラボで明解に認識され得ると結論づけたのです。
Andrew Fagan (バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学)宝石学の背景とグリーンランド南西に位置するFiskenaesset(フィスケンナセット)コランダム地区の形成モデルを紹介しました。 推定される鉱石埋蔵量から、ここが商用ルビーの鉱床となる可能性を示唆しています。 Gaston Giuliani (フランスのNancy(ナンシー)にあるCentre de Recherches Pétrographiques et Géochimiques)は中国 Changle(長楽市)の玄武岩を母石とするサファイアの外来結晶と、コンゴ民主共和国のMbuyi-Mayiキンバーライトからのコランダムの酸素同位体と微量元素化学を研究し、主な原産地を探し出しました。 いずれの場合も、母石の玄武岩とキンバーライトはコランダムの結晶を下部地殻から上部マントルまで運んだのです。
Daniel Ichang'i (ナイロビ大学)ケニアの豊富な宝石鉱床に関する地質学的背景を文書化し、それをより深く理解することに尽力したケニア政府の功労について詳述しました。 新原生代のモザンビーク造山帯の変成岩と、北部および中央ケニアの地溝帯における古第三紀-新第三紀の玄武岩質火山岩など、2つの重大な岩石学的事象を論じました。
Stefanos Karampelas (スイス、Lucerne(ルツェルン)のGübelin宝石ラボ)ブラジルのMinas Gerais(ミナスジェライス)州Itatitia(イタティティア)から採掘されたエメラルドの宝石学的特徴についての詳細を述べました。 エメラルドは金雲母片岩と高度に進化した花崗岩ペグマタイト間の接触変成帯に沿って形成されました。 少量または微量元素の化学的性質に基づいて、これらを他のブラジルおよび世界中の鉱床から産出されたエメラルドと区別することも可能です。 Vincent Pardieu (GIAバンコク)現在世界一の規模を誇る高級ルビーの産地、モザンビーク北部のMontepuez(テプエス)に関する話題を提供してくれました。 また、自ら東アフリカの宝石鉱床へと率いたGIA調査旅行についてに書かれた短編映画を披露しました。 Wuyi Wang (GIAニューヨーク)合成および天然ダイヤモンドの炭素同位体に関する研究について発表しました。 最初の研究では、δ 13 C値が‐25 から75‰であったのに対して、2回目は0 から-20‰という結果が報告されました。

Christopher M. Breeding (GIAカリフォルニア州カールスバッド)ジンバブエ東部のMarange(マランゲ)鉱床で採掘された沖積ダイヤモンドの興味深い特徴について言及しました。 これらのタイプIaダイヤモンドには放射線照射による表面の染色、凝集した窒素不純物、および高濃度の水素不純物含有が認められますが、これらの特徴は地理的な起源の指標としての信頼性はありません。 Julien Feneyrol (Nancy(ナンシー)にあるCentre de Recherches Pétrographiques et Géochimiques)大きな鉱床で採石されるツァボライト団塊に見られる変成岩の形成モデルを提示しました。 ツァボライト団塊は常に、大理石化合物と混在しながら石墨片岩と石灰珪質岩内に含まれています。 Elena Sorokina (モスクワのFersman Mineralogical Museum(フェルスマン鉱物博物館))タジキスタンのSnezhnoe(スネジノエ)における大理石中のルビーとサファイアの形成モデルについて説明しました。
James E. Shigley博士はカリフォルニア州カールズバッドにあるGIAの著名な研究員です。

第21回国際鉱物学連合(IMA)総会は、9月1日~5日にかけて南アフリカのヨハネスブルグで開催されました。 宝石素材についてのセッションでは口頭発表およびポスター発表がいくつか行われました。
G. Agnosi(イタリアのバリ大学) コロンビアのトラピチェエメラルドにおけるX線回折トポグラフィ研究の予備調査結果について発表し、アーム部分と六角形のコアの間に一貫した結晶性があることを示しました。 Agnosiは六角形のコア形成が最初に起こり、その後に6つのアーム部分が形成されるという、トラピチェ形成のモデルを提示しました。 Ulrika D’Haenens-Johansson (GIAニューヨーク)合成ダイヤモンド生産の状況について概説しました。 さらに視覚観察、構造に絡む紫外線蛍光反応、および特殊な分光学的特徴に基づく識別の意義について検証を行いました。 そして合成ダイヤモンドが主要な宝石ラボで明解に認識され得ると結論づけたのです。
Andrew Fagan (バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学)宝石学の背景とグリーンランド南西に位置するFiskenaesset(フィスケンナセット)コランダム地区の形成モデルを紹介しました。 推定される鉱石埋蔵量から、ここが商用ルビーの鉱床となる可能性を示唆しています。 Gaston Giuliani (フランスのNancy(ナンシー)にあるCentre de Recherches Pétrographiques et Géochimiques)は中国 Changle(長楽市)の玄武岩を母石とするサファイアの外来結晶と、コンゴ民主共和国のMbuyi-Mayiキンバーライトからのコランダムの酸素同位体と微量元素化学を研究し、主な原産地を探し出しました。 いずれの場合も、母石の玄武岩とキンバーライトはコランダムの結晶を下部地殻から上部マントルまで運んだのです。
Daniel Ichang'i (ナイロビ大学)ケニアの豊富な宝石鉱床に関する地質学的背景を文書化し、それをより深く理解することに尽力したケニア政府の功労について詳述しました。 新原生代のモザンビーク造山帯の変成岩と、北部および中央ケニアの地溝帯における古第三紀-新第三紀の玄武岩質火山岩など、2つの重大な岩石学的事象を論じました。
Stefanos Karampelas (スイス、Lucerne(ルツェルン)のGübelin宝石ラボ)ブラジルのMinas Gerais(ミナスジェライス)州Itatitia(イタティティア)から採掘されたエメラルドの宝石学的特徴についての詳細を述べました。 エメラルドは金雲母片岩と高度に進化した花崗岩ペグマタイト間の接触変成帯に沿って形成されました。 少量または微量元素の化学的性質に基づいて、これらを他のブラジルおよび世界中の鉱床から産出されたエメラルドと区別することも可能です。 Vincent Pardieu (GIAバンコク)現在世界一の規模を誇る高級ルビーの産地、モザンビーク北部のMontepuez(テプエス)に関する話題を提供してくれました。 また、自ら東アフリカの宝石鉱床へと率いたGIA調査旅行についてに書かれた短編映画を披露しました。 Wuyi Wang (GIAニューヨーク)合成および天然ダイヤモンドの炭素同位体に関する研究について発表しました。 最初の研究では、δ 13 C値が‐25 から75‰であったのに対して、2回目は0 から-20‰という結果が報告されました。

Christopher M. Breeding (GIAカリフォルニア州カールスバッド)ジンバブエ東部のMarange(マランゲ)鉱床で採掘された沖積ダイヤモンドの興味深い特徴について言及しました。 これらのタイプIaダイヤモンドには放射線照射による表面の染色、凝集した窒素不純物、および高濃度の水素不純物含有が認められますが、これらの特徴は地理的な起源の指標としての信頼性はありません。 Julien Feneyrol (Nancy(ナンシー)にあるCentre de Recherches Pétrographiques et Géochimiques)大きな鉱床で採石されるツァボライト団塊に見られる変成岩の形成モデルを提示しました。 ツァボライト団塊は常に、大理石化合物と混在しながら石墨片岩と石灰珪質岩内に含まれています。 Elena Sorokina (モスクワのFersman Mineralogical Museum(フェルスマン鉱物博物館))タジキスタンのSnezhnoe(スネジノエ)における大理石中のルビーとサファイアの形成モデルについて説明しました。
James E. Shigley博士はカリフォルニア州カールズバッドにあるGIAの著名な研究員です。