業界分析

De Beers’ Sights(デビアス・サイト)の計画している変更

Russell Shor, シニア業界アナリスト

22.32カラットの双晶(左)と1.01カラットのラウンドブリリアントのこれらのダイヤモンドは、Oppenheimer(オッペンハイマー)コレクションからのものです。 寄贈:DeBeers(デビアス)、写真:Robert Weldo(ロバート・ウェルドン)/ GIA
Oppenheimerコレクションからの、22.32カラットの双晶(左)と1.01カラットラウンドブリリアントのダイヤモンド 。 寄贈:DeBeers(デビアス)、写真:Robert Weldo/GIA

今週のDe Beers’ sight(デビアス・サイト)では大きな価格上昇が取り上げられることはないが、社内の役員達は1月からsight(サイト)システムにおける一連の大規模な変更を計画している。

まず、De Beers(デビアス)は、各クライアントの信用調査要件を強化する予定でいる。 同社は、クライアントの受け入れ可能な負債比率が著しく減少するであろうという、主要な業界銀行による調査から提案されたより厳格な処置を取り下げた。 一方多くの主要クライアントは、高債務と遅達回収と奮闘し続け、より厳しい要求を満たすことは不可能であろう。

今年の初めに、ダイヤモンド業界への融資銀行は大幅にその信用エクスポージャーを減少させた。 銀行が提供していた100%の財政支援の代わりにサイトホルダーや他の原石取扱業者に、彼らの購入の最低30%を供給するように要求し始めたのだ。  さらに、債権のわずか60%までに融資比率を下げた。

第二に伝えられたところによると、同社は、以前の購入に基づく既存のサイトホルダーのために新しいクライアントの選択基準を導入したようである。 過去数年の間クライアントは、マーケットにとってあまりにも高価であると思われていたので未加工ダイヤモンドの分類を拒否していた。 クライアントの中にはDe Beers (デビアス)が、将来のsights(サイト)でこれらの品の価格を下げるだろうことを期待して購入を延ばしていたこともある。

また伝えられたところではDe Beers(デビアス)は、既存のクライアントと契約していない原石を、購入が可能な認定バイヤーである新しい種類のクライアントを紹介している。 認定バイヤーのほとんどはDe Beers(デビアス)の原石ダイヤモンドオークションに参加するバイヤーの中から選ばれる可能性が高いであろう。 同社はすでに、そのオークションのバイヤーリストから3人のサイトホルダーを任命している。

合成:インドの業界をリードする団体が合成研磨済みダイヤモンドの10%の輸入税を提案する中、ダイヤモンドのパイプラインへ明らかにされていない合成物が浸透するという懸念がインド政府に向けられている。

全てあるいはほとんど全ての合成ダイヤモンドはインド国外で製造されている。 インドのGem and Jewellery Export Promotion Council(宝石ジュエリー輸出促進カウンシル)は、天然と合成ダイヤモンドの価格の違いを下げるために割増税を押している、との声明を発表した。 政府もまた、合成未加工ダイヤモンドの輸入に5%の税をかけることを検討している。

合成の出現に対する懸念が高まっているなか、天然の中の混ざった明らかにされていない石がいくつか発見された報告を受けて、全ての天然石からのラボ成長ダイヤモンドは区別可能であるとGIAは確信を持ち続けている。 それに加え、GIAと他の機関は、グレーディングするために宝石学ラボに送るには小さすぎるダイヤモンドの山をふるいにかける探知機器の開発をしているところだ。

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